一般的には夏の暑さに負けぬように、鰻を食べて精をつけようという日でございます。
しかし、元はといえば丑の日に「う」のつく食べ物を食べて、
夏に負けぬように、というところから来てるとかで、鰻に限ったことではないとの事。
ついでに言えば、鰻の旬は夏ではなく初秋から冬の頭くらいなので、
油が乗ってない鰻なんぞ食べても、大して精もつかねえんじゃないかという話も。
もっとも、現代の鰻のほとんどが養殖なので、旬もくそもありませんが。
じゃあなんで、主に鰻を食べるイメージがついたのかと言いますと、
平賀源内が作ったキャッチコピーのせいだとか、狂歌師の大田南畝のせいだとか
諸説あるようですが、ハッキリこれ、と言えるわけではないようで、
まぁつまりようわからんようです。
そんなわけで、
「う」のつく食べ物でも食べようかという話になり、
うどん
ウサギ
ウミウシ
ういろう
ウルトラマン
ウクライナ
と色々候補が出ましたが、ツイッターでちょっと話題になった、
「うな次郎」(約300円)という鰻の代用品を食べてみることに。
↑うな次郎
なんでも
「鰻とほとんど変わらない!」
「鰻って言われて出されたらわからない!」
と顧客満足度の高い商品。
おお 絶滅が危ぶまれる鰻達の救世主に成り得そうではないですか。
というわけで、早速スーパーへゴー。
OKマートで買った、という情報を得たので、車を走らせて駅近くまで行きましたが、見当たらず。
帰りがけに近所のフードワンに行ったら大量にあった。ファック。
そんなわけで購入。
8パック。
普通こういう場合、試しに1パックとか買うものですが、
男ならどんと行けコース。
俺が結婚してたら嫁さんに三日間くらい口利いてもらえない所業。
まぁ 食べてみましょう。
とりあえず一口。
…
なんでしょうね。
最初の感想としてはですね、
「本物の鰻って美味いんだな」
と。
うーん 鰻っぽさは凄い頑張ってるが…
確かに凄くなんか鰻っぽい。しかし、「鰻っぽい何か」であり、
決して鰻でもなければ、美味しくもない。
「鰻っぽい何か」に辿り着いただけで、「鰻に代わる美味しい食品」には成り得てないという感想…
まぁ鰻と言われて出されたら、「まずい鰻だなぁ」と思って食べるかも…
とりあえず次買う事はない。
そして、ついでに言えば、ついてきたタレのせいか、山椒のせいか、やたらと口が痺れる。
こないだなか卯で親子丼食べたときに、山椒かけまくったけど、こんなには痺れなかった。
どうしよう…残り7パック。
俺には頼りになる同居人がいたな。
彼らの晩御飯として出そう。