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俺の名は良司。










俺の名は良司。最近ではセクハラ王子と言われている。


ちょっぴり女の子が大好きなだけなのに。



港町ルプガナでモンスターに襲われていた女性を助けたところだ。

グレムリンの代わりに次は俺が魔物になろうかと言うところでサマンサに殴られた。

ならてめーが股開けコラァ。



助けた女性に連れられてやってきたのはあの爺のところ。

どうやらこの娘の爺さんらしい。

都合のいい展開だな。


爺「孫の命を助けて下さったようで… 
  船をお探しでしたね、この船をどうぞお使いください」

トンヌラ「やったね!これでアレフガルドに渡れる!」

サマンサ「行動範囲も広がるわね」


「…」


トンヌラ「?どうしたんだい良司」

「三人でこのでかさの帆船を動かすのか…?」

サマンサ「しょうがないでしょ。頑張ってね。」

「俺!?」

トンヌラ「だって僕そんな知識ないし。
それにそこまで大きいわけじゃないから平気だよ」

「俺だってねえよ!?」

爺「説明書を置いておこう」

「やかましい!」



念願の船を手に入れたというのに港で喚き散らす。

しかしそんな時間も俺には許されないのか、
後頭部をサマンサに殴られまた船へと引きづられ、出港。


船が港を出るまでは爺と港の人達が手際よく舵取りしたらしく、
目が覚めるともう海の上。


サマンサ「アレフガルドまではそう遠くないみたい」

トンヌラ「楽しみだね!」



…もう飛び込んじゃおうかしら…

 

 

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