俺の名は良司。
俺の名は良司。
ローレシアの王子、勇者ロト未満。
ハーゴンにビビった竜王の子孫から情報を得て、紋章探しの旅へと向かっている。
トンヌラがもうちょっとアレフガルドを探索してみようというので、
しょうがなしに歩いてみる事にした。
「ちょっと寄ってみよう」で寄っていけるほどこの大陸とやらは狭いのか、
と言いたくなるがそこはもう感覚自体を殺す事にした。
んで、トンヌラの感が正しかったのか、南の端に祠を発見。
入ってみると爺さん一人。
この世界には孤独に祠や洞窟で暮らすジジイが多いな。
社会に追われてきたのか。
将来の俺を見る気分だ。
話し掛けてみると「ロトの子孫ならば、その証があるはず」とか抜かしてきた。
そんな物に覚えは無いので、ちょっと下がってミーティング。
良司「…証って言われてもなぁ…」
トンヌラ「他の人は見た目で見抜いてくれたりしたのにね」
サマンサ「大層な事言ってるけど、この人の眼は節穴って事かしらね」
良司「うむ この俺から立ち上る誇り高いオーラを感じる事が出来ないとはな。
容姿、実力、全てにおいて完璧、何処から見ても勇者以外あり得ないだろうに!
なあ!サマンサ!!」
サマンサ「死ね」
この女の性格だけは優しいローラ姫の血が入ってるとは思えない。
とりあえず無い物は無いので、一度引き返す事に。
なんだか大層な宝箱が後ろに見えた。
こんなとこ一人でいて、強盗とかに襲われたらどうするのだろう。
とりあえず竜王の情報通りにまずは南へ。
そっから途中は省くが、でかい塔に入って紋章ゲットしたり、
デルコンダルで決闘させられたり、犬が教えてくれて金の鍵ゲットしたり、
その鍵でアレフガルドの武器屋の上に居た王様ぶんなぐって紋章ゲットしたり、
色々ありつつ、ペルポイという街までやってきた。
良司「…なんで地下に街があるんだここ…」
トンヌラ「モンスターの進入防ぐ為じゃない?」
サマンサ「の割には上に居た人はのんびり犬と黄昏てたわね」
良司「とりあえずここにラゴスとやらがいるらしいな。
早いとこ見つけて満月の塔への道を確保しよう」
トンヌラ「…ヤクザみたいな真似はしないでね…」
サマンサ「掘り出し物が売ってるらしいし、店もチェックしてみましょ」
早いとこ片付けてロンダルキアに行きたい。
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