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俺の名は良司。










俺の名は良司。

ローレシアの王子で、復讐の戦士。

矛先はぼんくら国王マイファザー。
とりあえず事の大元のハーゴンを血祭りに上げに行くところだ。


最近 なんだかネガティブになりすぎている。

精神衛生上良くない事だ。


もっと明るく前向きに考えないと。


その為には良い事でも思い出して笑ってみよう。



この旅を初めて、起きた何か良い事!




















































サマンサのおっぱいを揉んだ。






















終わってしまった。


トンヌラのアホ面と合わせて、何一つろくな事が無かった。



あーあ 地球とかぶっ壊れねえかな。







まぁ そんなわけで水門の鍵を手に入れて、満月の塔への道は確保。


その前に鍵と言う鍵を開けに行こうじゃないかと言う話になった。


そういや王子なのに自分の国で入れないとことかあったな。

とことん俺ってなんなのかな。


まずはサマルトリアに行って見ることに。



良司「あの扉の部屋がなんなのか気になっていたんだ」

トンヌラ「僕もなんだよ。生まれた時から未だになんだかわからないんだ

サマンサ「…討伐へ向かわせる前にするべきことがある気がするわね…」

良司「とりあえず問答無用で開けてみよう」



金の鍵を使って中へ入ってみる。

すると一人の老いぼれと一つの宝箱発見。


とりあえず爺に話し掛けてみることに。


爺「さあ その宝箱を開けるのじゃ!」


待ってましたとばかりに宝箱を勧める爺。

初めからそのつもりなので、とりあえずオープン。



『ロトの盾を手に入れた!』



三人「…」


良司「…(すくっ)」

良司「(爺の胸倉を掴み、部屋を出ようとする)」

爺「な、なにをするー!!」

トンヌラ「良司!落ち着いて!!」

良司「やかましい!この爺とお前の親父まとめて刀の錆にしてくれる!」

トンヌラ「僕が謝る!僕が謝るからー!!」

サマンサ「…まぁ こんな良い物あるなら初めからよこせ、って感じよね…」

良司「貧弱な装備で始まった辛い旅はなんだったんだ!無駄に装備整えた費用は!?
鋼の盾を手に入れる為に糧になったマンドリルの命は!?
やってられるかバカヤロー!!」

トンヌラ「ごめんよう!ごめんよう!」

サマンサ「…(爺を放させて)とりあえずもうしょうがないでしょ。諦めましょうよ色々と。
自分を鍛える為だったと思うしかないわよ。」

良司「僕はもう無感になりたい…」

爺「その盾は勇者ロトの想いが込められておる。必ずやそなたの身を…」

良司「やかましい!」




次は我が故郷ローレシア。


もうろくな事が無いような気が今からしている。


まずは自分とこの宝物庫をオープン。

無論 親父等に断っていない。

気のせいか、門番がちょっと気の毒そうな顔をしていたのを俺は見逃さなかった。


最初は大したものが入ってなかったが、嫌な予感的中。


『ロトのしるし』を手に入れた!


三人「…」


良司「(黙って剣を抜く)」

トンヌラ「良司ー!!(押さえる)」

門番「(一緒に止めに入る)どうか治めくだされー!!」

良司「アハハ ナニモカモ ブッコワレチャエバ イイノニネ

サマンサ「(この馬鹿でも流石に気の毒になってきたわ…)」

門番「良司王子!どうかこらえて下さい!
   怒りが収まらないようでしたら牢獄にハーゴンの手先が居ますからそいつを…」

良司「ほぉ」



抜き身の剣をぶら下げたまま牢獄へ。

そういやここも開けるはずだったな。今なら鍵いらない気がする。



悪魔神官「おや?私をここから出してくれるのですか?
     ならばあなたたちの命、ハーゴン様への手土産に(バシュッ)」



会心の一撃。



今までに無い良い一撃だった。



世の中を渡っていく為には憎しみと言うエネルギーは不可欠だと思うんだ。



良司「ん?なんかもってやがったな」

サマンサ「いかづちの杖ね。結構強力な武器よ。魔力消費無しで攻撃できるわ。」

良司「こんな危ないもん持たせたまま閉じ込めてたのかよ…」



とりあえず多少の気が晴れたので、親殺しは後回しとして次へ行く事に。





満月の塔は登った事にとかできねえかな。
 

 

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