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俺の名は良司。










俺の名は良司。ローレシアの王子で今夜だけでもシンデレラボーイ。


とりあえずまぁ 水門の鍵も手に入れたんでぇ、
やる気ないけどぉ しょうがねえからぁ満月の塔に行ってみようみたいなぁ。

チョベリバ〜


っていうかぁ 最近ホントなんでこんな旅してるのかぁ なんかよく分からないしぃ〜

これ、見返りとかないわけで〜 ぶっちゃけありえな〜い。


いい加減こんなの止めてさぁ
サマンサに売りでもやらせて上がりで稼げばいいんじゃね?とか思うわけ〜。

あの女 性格超悪だけどぉ 顔とスタイルだけは一級だしぃ 良い金に…



サマンサ「どこのバカ女子高生か お前は(いかづちの杖)」

良司「ぐはぁああ!!?(チュドン)」

トンヌラ「…しかも古いよ…そのタイプは…」

良司「き、貴様等…最近 人の頭の中まで読んでないか?」

サマンサ「何故かしらね、そのアホ面見てたらなんだか見えてきたの」



ぬう 人の心にまで土足で上がり込むか こいつら。


良司「そんくらい思わなきゃこんな旅続けてられねえだろうが」

サマンサ「で?その旅のこれからはどうするの?真っ直ぐ満月の塔?」

トンヌラ「僕はその前に、ロトの印もあることだし、アレフガルドの祠に行ってみるのが良いと思うけど」


そういや そんな所もあったか。

あの爺、俺を偽者呼ばわりしやがったからな。


良司「だけどよぉ、通行証でもあるまいし、これ持ってればロトの子孫って決められるのもなぁ」

サマンサ「とりあえず行ってみましょうよ。なにか手に入って旅が楽になるならそうしてからのほうがいいもの」



そんなわけでアレフガルドへとゴー。



祠には前に見た爺が前と同じように目を光らせている。

しかし、気合の入ったその目は、俺がロトの子孫と見抜けなかった節穴だ。



良司「爺、宝箱に入ってたのを勝手に持ち出してきたけどこれでいいのか?」


少し、世間的に問題な部分を絡めてから印を見せる。

要は「泥棒して手に入れたようなもんですが、それでもいいんですか?」というわけだ。


しかし爺、


爺「まさに勇者の証!さあ!この兜を受けとるがいい!」




良司「…オッケーだそうだ…」

トンヌラ「本物の泥棒であっても渡しそうだね…」

サマンサ「考えないの。強力な装備が手に入った、そう思えばそれでいいの。」


確かにじゃないとやってられない。

しかし、はしご状神経の虫のように、職務に順ずるのもおかしいと思うが。



トンヌラ「じゃあ 次は?」

良司「満月の塔だ。さっさと終わらせよう…」



溜息一つ吐いた後、水門を開けて満月の塔へ。


敵を虐殺しつつ、上階へと駆け上がる。

うわぁ このロトの兜頑丈だよぉ。




月のかけらゲットしましたんで帰りますね。
 

 

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