スポンサードリンク



 
俺の名は良司。










俺の名は良司。ローレシアの王子だったっけ。もうどうでもいい。


とりあえずまぁ月のかけらを手に入れたわけだ。


なんか海の真ん中に洞窟あるから、そこに行けとか、なんかあるとか。


三人で大海原を探索か…帆船でよ…

これは普通なら死ねってことだよな。

まぁ 俺ロトの子孫だし?普通の人間じゃないみたいだし?
そう扱われても居ないし?なんとかして当然みたいな?


もう何でも来いよ あははー。



サマンサ「そんな不満広げてる間に着いたわね」



と、またうちの女王様の一声で現実に場面切り替え。

どうやらお目当ての場所に到着した模様。

というかまた俺の頭の中を読み通した模様。


もはや俺にはプライバシーを守る権利も無いようだ。

いっそ脳内でこの女犯しつくしてやろうか。



トンヌラ「浅瀬に囲まれてるね。ここで月のかけらを使うのかな」



海のど真ん中に浅瀬と洞窟。

船を着けれず、入る方法が無い…との事で、この月のかけらが必要との事なんだが…


良司「…浅瀬なんだからこのまま降りて洞窟まで泳げそうなんだが…」

サマンサ「…少し深めならボート降ろせば済む話だものね…」



しかもこの中にハーゴンの配下がいるらしいし…

そいつらは月のかけら持ってるのか?


まぁ 魔物に魂売ったような連中だ。なにか反則技で入れるのかもしれんが…


良司「とりあえず入るか…」

トンヌラ「じゃないと始まらないしね…」



そんな訳で月のかけらを使うと、浅瀬が無くなっていった。

…どういう原理なんだ…浅瀬が無くなるって事は深さが増すって事で、えーと、まぁいいや。入ろ。





トンヌラ「…熱い…溶岩が流れてるよ…」


足元に注意しつつ進む。洞窟内に満ちた溶岩でかなりの熱になっている。


良司「それに今までに無いモンスターにあうかもしれん。十分注意しろ。」

サマンサ「こんな中に居るハーゴンの手下達もよくやるわね…」

良司「ああ、こりゃあ人の入れるようなところじゃ…」





兵士「その昔ここは海の火山の爆発で出来たらしい」





人いるー!!!?




良司「なんでこんなとこにいるんだよあんた!?」


サマンサ「ってかどうやって入ったわけ…?」



遠回りして月のかけらを手に入れた意味はやはり無かったようだ。

というか洞窟の周りに船など無かった。

そもそもどうやってここまで来たんだこいつ。


良司「なんなんだよ!俺達の冒険の意味はよぉ!!止めだ止め!
   こんなとこ潜らなくたってロンダルキア行けるんじゃねえの!?」


トンヌラ「でもロンダルキア入るのに必要なものあるし…」


良司「力技で行けるべよ!この兵士みたいによぉ!」



考えてみればどこもかしこも穴だらけだ。

少し遠慮を忘れるだけで、もう何でも強引に行ける気がする。

というか未だに正規のルートを踏んでる自分がわからない。



兵士「全く ここは熱くてかなわんよ!」


良司「なら帰れ!!」



なんでこんな所に居るかわからない兵士に罵声を浴びせてから奥へと潜る。

帰れと言い放ったものの、こいつどうやってここから帰るんだろう。

もっともこいつの健康などどうでもいいが。



しかし、更に潜っていくとまた兵士。

お仲間かこいつら。



良司「…誰彼構わず入れるみたいだぜ…」

サマンサ「考えるのは止めなさい。前にそう言ったはずよ」



思考の停止。それが心身の為になると。

考えるのをやめるなら、いっそのこと狂戦士に成り果てて全てを壊したい。




そして最下層。



なんかコンペイトウみたいな頭の武器持った神官が祭壇に二匹。

なんか城の地下で見た奴に似てる。同じく頭が悪いのだろう。

証拠にこの中でこんな事してる自分に疑問を持ってないようだしな こいつら。


地獄の使い「!!!?」


こちらに気がつき、振り向いた。

まぁ やる事はいつもと変わらない。



地獄の使い「貴…!!」



ドシュ。


会心の一撃。




もはや一言も許さない。そのまま返す刀でもう一匹の首を跳ねる。

そしてその後も死体を何度も何度も切り刻む。

何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も
何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も
何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も
何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も
何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も
何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も
何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も
何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も
何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も
何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も
何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も
何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も
何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も
何度何度何度何度何度何度何度何度何度何度何度何度何度何度何度何度何度何度
何何何何何何何何何何何何何何何何何何何何何何何何何なななななななななな…




トンヌラ「やめやめー!!これじゃどっちが悪役なのさー!!」





良司「俺だ!」





サマンサ「言い切るんじゃないわよ…」







息を整えた後、祭壇に注目。

なんか趣味の悪い像が置いてある。


トンヌラ「…とりあえず目的の品ゲットだね…」



だから力技でなんとかなるべよ。
 

 

メニューへ
  
前の話へ  次の話へ