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俺の名は良司。










俺の名は良司。


ローレシアの王子で勇者ロトのなんとか。


まぁ 色々ありつつ邪神の像を強奪したので残すはロンダルキアに行くのみとなった。


早速乗り込んでハーゴンをぶっ殺すだけなのだが、
なんだかしらんが精霊ルビスの加護を受けなきゃならんとかいうことになった。



…加護って言われても…


そういやロト伝説と一緒にルビス伝説も聞かされた記憶がある。

集めた紋章もルビスを呼び出す為の物だとかどうとか。


またこの手順か…


はいはいわかりましたよ〜

行けば良いんでしょ い・け・ば。


馬鹿みたいに言われた事やれば良いんでしょ〜

もうこの先俺は言われたことしかやりませ〜ん。

どっかの教師みたいに「言われた事以外にやる姿勢を持て!」とか言われても知らないッすよ。

自分 不器用っすから。


そうっすねえ〜 あえて言われた事以外やるって言ったらセクハラくらいっすね。
犬から戻ってからと言うもののサマンサの奴、最近益々色気づいてきやがった。

今まで流石にわきまえてましたけど、そろそろヤっちゃっても…


サマンサ「それが勇者のすることか貴様(イオナズン)」


良司「ぐあー!!!!?」


トンヌラ「読まれると判っていて良くやるね…毎度…」


良司「このアマー…無駄にMP消費しやがって… 祈りの指輪取り上げんぞ!」


サマンサ「じゃあいいわよ、セクハラ受けた分だけイオナズンかまして、以後何もしないから」


良司「クソが…(ぺっ)」


トンヌラ「(誰がこの人勇者にしたんだろう…)」


サマンサ「で?どうすんの?ルビス様に会いに行くの?」


良司「会いに行くって表現は違うかもしれんが、それしかなかろうよ。」


トンヌラ「お姿拝見できるのかな〜 やはり綺麗なのかな〜」


良司「少なくともこのあばずれよりは綺麗だろうよ」


サマンサ「(イオナズン)」


良司「ギャー!!?」




〜移動〜




良司「というわけで海のど真ん中だ」



集めた情報を頼りに探した結果、かなり無理やりなところにポツンと祠を発見。




トンヌラ「誰がどうやって建てたんだろうね」

サマンサ「考えることに意味があるとは思えないわ」



とりあえずまぁ 例によって入るだけ入る。

入ると狭い部屋に階段一つ。


なんだかどこまでも続いてる。

降りても降りてもまだ階段。



めんどくせえ…



良司「なんかぶっ壊したくなってきたぞ!」

トンヌラ「明るく言わないでよ…」

サマンサ「ここまで来たら降りるしかないでしょ。ほら ここで最後みたいだし」



なんかちょっと小奇麗な祭壇らしき見たいな所に到着。

あそこに立てば宜しいんでしょうか。

あーあ 終わったらまたここ上るのかよ。


とかなんとか文句言ってるうちに、なんか紋章が光りだした。


おお ここまで来てようやくなんか大きなイベントらしいイベント。


ちょっぴりワクワクしてきたところで、どっからか声が。



???「私を呼ぶのは誰です…?」


トンヌラ「出た!!」

サマンサ「…出なきゃ困るけどね」



ごもっとも。


ルビス「私の名はルビス。あなたたちはロトの子孫ですね…」


良司「さっき誰だ、とか言ってなかったか」

サマンサ「話が早くて良いじゃないのよ。あんたがロトの子孫に見られただけ凄いことよ」


どういう意味だこのアマ。



そんなこっちのひそひそ話を気に留める様子も無く、
なんだか神々しい光の中、勝手にしゃべり続けるルビス。


ルビス「これをあなた方に。ハーゴンの呪いを打ち消せるでしょう…」


そういうとなんだか光り輝くものが降りてきた。

なんか俺が触るとどっちかが消えてしまいそうな神々しさだ。



サマンサ「あなた触ったら危ないんじゃない?」


良司「打ち消しあってか、って俺が邪悪属性かよ」


トンヌラ「(…なんだかんだで息の合う二人だ…)」



ルビス「私はいつでもあなた方を見守っています…」



そういい残し、また消えるルビス。

降りてきたものを受け取り、おもわずじっと見つめる。



良司「…差し詰め『ルビスの守り』ってとこか…」

トンヌラ「これでロンダンキアに向かうだけだね」

サマンサ「…いよいよね…」


ついにここまで来た。

後のやる事は一つ。


ロンダルキアの洞窟を抜け、ハーゴンを倒す。



良司「…ふ… 少しはやる気って物が沸いてきそうだぜ」


トンヌラ「今までテンションダウンな事ばかりだったからね…」


良司「ここまで来てようやく実を結んだってことだな!
   さてサマンサ!ハーゴンを倒したら…」


サマンサ「なによ」





良司「やらせろ





サマンサ「断る!

 

 

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