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マルスより、マケドニア出兵中





マケドニアの反乱鎮圧に赴いて、ついにマケドニア城下へ。

マケドニアと言えば、かつて竜騎士の国として恐れられた強国。

かつて勇者アイオテは、竜人族の圧政に仲間と共に立ち向かい、解放後この国を作ったという。

そのアイオテの再来と言われたミシェイル王子も今は亡く…

内乱により、ミネルバ王女の安否も危うい。

どうにか無事に彼女を救出出来れば良いのだが…




マルス「とりあえず無事に城下までやってこれたね」

リョウジ「ここからが本番です、油断はなさいませんよう」

マルス「勿論さ、リョウジ。…敵の武器とかハンパないし、余裕なんて元からないしね…」

リョウジ「我々は装備的にはジリ貧ですしね…」


我ながらよくやってると思うよ、ホントに。


マルス「というわけで人選は慎重に…ドラゴンナイト多いし、弓兵は必要だね…ゴードンとライアンは出てくれ」

ゴードン「はい」

ライアン「は、はい!」

ウォレン「(早速出番無しか…)」

マルス「リンダの魔法も頼りになるだろう、マリーシアも回復に外せない」

マリーシア「やぁん☆熱烈ラブコール♪マリーシア困っちゃぁう☆」

マルス「(うぜぇ…)んで前線メンバーは…」

アラン「ゴホッゴホッ!ゲホァ!!」

マルス「…(もう駄目だなこいつ…)リョウジとカチュアとマ…」

ドーガ「待ってください!」

マルス「ん?ドーガ?」

リョウジ「ドーガ殿、いたんですか」

ドーガ「そりゃいるよ!?マルス様、今日はちょっと調子が良いので、是非起用してください」

マルス「え?でも君足遅いし…」

ドーガ「その足の調子が良いのですよ!今なら好き勝手に反撃許したりしませんよ!」


確かに妙にフットワークがいい。

力もあるし、反撃を重ねて受けなきゃ平気だろ…


マルス「んまぁ…そんなに言うなら…」

ドーガ「YES!!」


今日限りの活躍になると思うけどね…



〜〜 一方 〜〜


パオラ「ジュリアン! カチュアがやっとアリティア騎士団を連れてきてくれたわ。
    私は彼らと一緒にミネルバ王女を助けに行く。あなたは、レナを連れて早くお逃げなさい」

ジュリアン「それが駄目なんだよ、パオラ。レナさんがいなくなっちまったんだ…オレ一人じゃ逃げられないよ」

パオラ「えっ、レナも…マリア王女も行方が分からないというし、シスターばかりどうして…」

ジュリアン「とにかくオレは村の中を、探してみる。すまない、パオラ。マルス王子に、ヨロシクな」


〜〜 再びアリティア軍 〜〜



マルス「まずは川向こうのドラゴンナイトをおびき寄せて叩こうか」

カチュア「大丈夫ですか?かなり手強いと思われますが…」

マルス「他の敵と交戦中に間を詰められると厄介だからね。それより君の姉さんは今は?」

カチュア「私達の動きを見て、恐らくは行動を開始してると思います。無理をしないと良いのですけれど…」

マルス「パオラの事だ、考えているさ。僕らの到着にヤキモキしたかもしれないけど」

カチュア「ふふ、それこそ姉さんらしくないですよ」

マルス「あはは、そうだね。よし!敵を叩いてパオラと合流するぞカチュア!」

カチュア「はい!マルス様!」

リョウジ「…(心なしか妙な会話だ…)」



というわけで攻略開始。

川向こうのドラゴンナイトの攻撃範囲に深く入ると、飛んで来たので、僕とリョウジで壁。
寄って来たところから、ゴードンとライアンで大ダメージを当て、順次撃破。

しかし、ドラゴンナイト隊は一隊が動き出すと、山の上に居る隊も動いてくるようで、後から後から寄ってくる。
なので距離を測り、固い兵が傷薬を飲みつつ、防御の低い味方を囲んで守るというフォーメーションを組む。


ドーガ「ふん!貴様は私が相手だぁ!」


そんなわけで、今回はドーガが思ったより活躍している。

ステータス補正大きいです。でもまぁそれだけ。


引きつけては殲滅の繰り返しで、ドラゴンナイト隊は撃滅。



リョウジ「城へ進軍いたしましょう」

マルス「うん、僕は村を回ってみるよ。飛び込む際にはシューターがうざいので…ドーガ」

ドーガ「はっ!」

マルス「そこに立ってクインクレイン受け続けておいて。残弾0にするから」

ドーガ「はっ!! … えー!!?」

マルス「マリーシア付けるから大丈夫」

リョウジ「頑張って下さいドーガ殿」

ロディ「(鬼だ…)」




〜〜 一方 〜〜



遠くより飛来する一騎のドラゴンナイト


ミシェイル「リュッケよ、お前のような気の小さい男が大それたことをしたものだな。ハーディンにまんまとのせられたか」

リュッケ「あ!…あなたは…どうして…!!?」

ミシェイル「死んだとでも思ったか。ふふ…まあいい。それよりも、ミネルバを俺に渡せ。
      俺はもうこの国には未練はない。お前達の好きにするがいいさ。
      しかし、あいつだけは俺がこの手で、始末しないと気がすまぬ」

リュッケ「はぁ…しかし…ミネルバ王女は、すでに虫の息…もはや助かるまいかと…」

ミシェイル「つべこべ言わずに、はやく連れてこい。それとも俺のこの槍で串刺しにされたいか」

リュッケ「は、はい、わかりました。おい、誰か王女を、お連れしろ!」

ミシェイル「ミネルバ、久しぶりだな。その、無様な姿お前らしくもない。
       大事なマリアを失い部下にまで見離されてこれが、お前の言う理想の国なのか」

ミネルバ「ミ…ミシェイル…どうして…」




〜〜 再びアリティア軍 〜〜




というわけでドーガがシューターの的になってる間に、左回りで進軍。

村に入ると、はね橋の鍵をくれた。別にどうでもいい。

更に進んで、もう一つの村に入ると…



サジ「マルス王子!!」


木こり二号キター!?

マジに続いてサジもかよ!わかっていたけど!!

マルス「君は、サジ!君もマケドニアに来ていたのか!」

サジ「王子、お久しぶりです。マジの奴はもうそっちに合流してますかい?」


してるけど、早速二軍落ちです。


サジ「俺達タリス傭兵は、王子の軍に加わりたくてここまでやってきたんです。
    シーダ様は俺達の主、となりゃその旦那になる王子も俺達の大切なお人だ。
    マルス王子、あんたはこの俺が命にかえてもお守りしますぜ!」


木こり二号もかっこいいです。使わないと思うけど。

しかし、こうなればいよいよ…!!


マルス「と、ところでサジ…!!」

サジ「なんです?」

マルス「…バーツのその後は知らない…?」

サジ「それが全く…一体どこでなにしてるやら…」

マルス「そ、そう…」


嗚呼 我らが軍神バーツ。

君の復帰を僕はいつまでも待っているよ。


その先を見ると、なんだかソシアルナイトが行ったり来たりしている。

僕らの姿を確認すると、こちらへ向かってきたが、



リョウジ「おりゃあああああ!!」

マケドニア兵「ギャース!!」



超戦士にあっさり斬り殺された。

攻撃力だけなら、既にこの男神の領域である。

そのまま後からソシアルナイトがやってくるが、一体ずつ無難に撃破。
増援にしては変な動きである。普通ならもっと怒涛の畳み掛けでやってくるのに…

誰かが撹乱でもしていたかのようだ…もしや…



パオラ「マルス王子!!」



パオラが遠くからやって来た。

身なりからすると大分激しく戦ったようだ。



マルス「パオラ、無事だったんだね!敵を撹乱してくれたのは君かい?」

パオラ「はい、ある程度は引き寄せて倒したのですが、すぐに限界が来たもので…王子達がドラゴンナイト隊を引き寄せてくれたので、川に入って敵をやり過ごしては、出ていっておびき寄せてたんです」


子供だましに引っかかるマケドニア兵かっこいいです。

そのおかげで、随分楽に進んだんだけれども。



パオラ「この先の村にジュリアンもいます。レナ達の事で少し話を聞いてあげてみてください」

マルス「レナの?レナがどうしたんだい?」

パオラ「それが…マリア王女も何なんですが…何か良くないことが起きてるようで…詳しくはなんとも言えないのですが…」


ふむ…

今回の遠征といい…あちこちで何か良くないことが動いてるようだ…

なんだ…どうなっている…?



パオラ「あ」

マルス「? どうしたんだいパオラ」

パオラ「マチスもクーデター軍に加わってます…いやいやではあるみたいですが…
     城周りの護衛部隊の一人になってます…」



…またか…なにやってんだあのバカ兄貴は…



マルス「わかったよパオラ。それはこっちでなんとかする。君も本隊に加わってこっちの手伝いをしてくれ」

パオラ「わかりました!」



さて、残すは城の護衛部隊だけとなったわけだが…どうしたものか…



マルス「リョウジ」

リョウジ「ここに」

マルス「僕は北東の村にジュリアンの話を聞きに行ってくる。君は本隊にはね橋前で待機するように伝えてくれ」

リョウジ「はっ その後はどのように」

マルス「城の西側から丘を越えて侵入出来そうだ。
     君はそこに潜み、パオラかカチュアに合図を出させるから、それを待ってくれ。」

リョウジ「了解しました」



そう言って本隊に戻っていくリョウジ。

頼んだぞ超戦士。そろそろシューターの残弾も無くなる頃だろう。


そんなわけで急いで最後の村に。

あーどっこいしょ どっこいしょ。



ジュリアン「王子、お久しぶりです。オレです、ジュリアンです」

マルス「やぁジュリアン、パオラから話は聞いてるよ。レナはどうしたの?何かあったみたいだけど…」

ジュリアン「それが…レナさんが突然いなくなっちまって…オレ…どうしたらいいのか…」

マルス「えっ、いなくなったって…一体どうして…心当たりは?」

ジュリアン「昨日の夜から行方がわからないんです。
       村の者の話ではなんか不気味な司祭がうろついていたらしくって…
       どうやらレナさんは、そいつに連れて行かれたみたいなんだ」

マルス「司祭が…?」


不気味な司祭と言ったら、思い浮かぶのは一人とその関係者なんだが…

まさか…



マルス「ジュリアン! マリア王女も行方がわからないって言うし、何かいやな予感がする。
     とにかく、もうここにいても仕方がないだろ。僕達と一緒に、おいでよ。レナの事は、僕も気になる。
     みんなで手分けして探そう」

ジュリアン「王子…すみません。どうか、お願いします」



そんなわけでジュリアンも仲間入り。



マルス「あ そう言えばマチスの事は知ってるのかな」

ジュリアン「ある程度は…レナさんの事で大変だってのに、何やってんだあいつは…」

マルス「とりあえず話してこっちに引き込まないとね」

ジュリアン「なら俺が話してみますよ、一度文句言ってやろうと思ってたんだ」

マルス「じゃあ、うちの超戦士のところに行ってもらっていいかい?カチュアに案内させるから」

ジュリアン「超戦士?王子に認められるような男がバーツ以外にもいるんですか。了解、それは楽しみですよ」



人格はまぁちょっと問題あるけどね。
僕の管理下に居る分にはとても礼儀正しいけれど。



そんなわけで総攻撃準備。

僕が北から橋を渡って、突入準備。

パオラに合図を送り、リョウジが敵の攻撃範囲へ。

早速、敵兵士が喧嘩を売りに行った様子。



ジュリアン「来るぜ!リョウジ!」

リョウジ「ああ!!マチスさんってのはいるか!?」

ジュリアン「いる!奥から来る!あの寝ぼけた顔したのがそれだ!!」



義理の兄になるかもしれないのに、言いたい放題。

そして寝ぼけ顔の兄は手槍を持ってやって来た。



マチス「レナ…お前は今どこにいるんだ。死ぬ前に、一度でいいからお前に会いたかったな…」



また前となんか同じ事言いながら、バカ兄貴は他のソシアルナイトと一緒にリョウジに手槍投擲。



ジュリアン「リョウジ!?」

リョウジ「ふん!!(廻し受け)」



手槍を素手で流し受る超戦士。

もう素手で熊とかやれるだろう。



リョウジ「おりゃああああ!!」

マケドニア兵「ぺぺら!?」


そしてそのままソシアルナイトの首を飛ばし、ジュリアンがマチスに近づいた。



ジュリアン「おい! いい加減にしろよ!何度も何度も手を焼かせやがって!!
       それじゃ、レナさんがあまりにもかわいそーだろうが!!」


全くだ。


マチス「おおっ、ジュリアンか。お前まだ、レナの周りをうろついてるのか。
     駄目だぞ、お前のような盗賊に可愛い妹は絶対、渡せないからな」

ジュリアン「心配すんな…オレとレナさんはそんな、仲じゃない。ただ少しでもいい。
       なんか、オレに出来る事で力になってあげたいだけなんだ」

マチス「ほおー、ちゃんとわかっているんだな。エライぞ! ジュリアン!!」



バカ兄貴の寝ぼけた反応にリョウジが剣を振り上げた。

すかさずカチュアが止める。ナイスフォローです。



ジュリアン「あんたなんかに、そんなこと言われたかないけど…まあ、いいや。レナさんが、心配なら一緒に来なよ」

マチス「おっ、そうか、ありがたい。俺さ、無理やり反乱軍に入れられたけど戦うのは、嫌なんだよな。
     よし、弟よ。二人で、力を合わせて可愛いレナを探そうぜ!」



我軍もそんなアホを迎え入れたくないのが本音なんですが。

とりあえずジュリアンの弟認定はめでたいのか、そうでもないのか。


とりあえず、はね橋を降ろして、本隊が突入。

僕も突入し、リュッケを袋叩きにして制圧。



マルス「ミネルバがどこかに囚えられてるはずだ!急いで探しだせ!!」

ジェイガン「それがマルス様、どこを探してもミネルバ王女がどこにもいらっしゃらないのです」

マルス「えっ、何故だ?ミネルバは城内に囚われていたはずなのに…」

リョウジ「…!? マルス様、ハ…ラングです」



リョウジに言われ、振り返ると、ハゲ…いや、ラングが実に嫌な顔でのしのし歩いて来た。



ラング「ほおー、流石はマルス殿。ご苦労だったな。マケドニアは我らが預かろう。貴公には新しい任務があるのでな」

マルス「ラング将軍、今度は一体何をせよと?」

ラング「実はな…わしの城が襲われ捕らえていたグルニアの王子達が連れ去られたのだ。
     賊はマケドニアに逃げ込んだらしい。王子よ、奴らを追え!わしの前に引き出すのだ」

マルス「あの子供達を…」

ラング「おぬしは逆らえる立場ではなかろう?せいぜいわしの為に必死で励め、マルス王子よ」


…出会った頃からなんなんだこのハゲの横暴ぶりは…

温厚な僕も流石に限界だ。もうこれ以上…!!

…がその前に…



リョウジ「てめぇ!!このクソハゲがぁ!!マルス様に対していい加減にしやがれ!
     マルス様はてめーみたいな小悪党の手先じゃねーんだよ!!」



うちの超戦士がついにキレた。

言ってることは同じような悪党にしか見えないが、これが爽快感という奴か。


ラング「な、なんだお前は!?アリティアの雑兵が、立場をわきまえよ!
     マルスよ、貴様の国は礼儀もなっておらんようだな!」

リョウジ「礼儀に関してテメーに言われたかねえよ!!その残りの髪残らず…」

マルス「(リョウジを制し)…無礼はお詫びする。だがリョウジの言う通りだ。
     ラング将軍、僕はもうこれ以上あなたに従う気はない」

リョウジ「マルス様…!!」

ラング「なにを! わしの命令が聞けぬと言うのか。そうか、やはり貴様の仕業だったのだな。
     グルニアの王子達を連れ去ったのは傭兵オグマだ。貴様が命じたのだろうが!」

マルス「え?オグマが?」

ラング「そうだ!」

マルス「… (一同の顔を見る))」

一同「… (「ないない」と手を振る)」

マルス「嘘〜…彼にそんな能力ないよ〜」


そんな強かったら前の戦争で活躍してるし。


ラング「嘘ではないわ!」

マルス「ホントだとしても僕は、知らない。だが、出来ればそうしたかった。
     あの時、あなたと戦ってでもあの二人を助けるべきだった」

ラング「なに、貴様!その言葉は、明らかに反逆だ!ハーディン皇帝に報告してもいいのだろうな!」

マルス「好きにすればいい。だが、僕もいずれパレスに行くつもりだ。
     ハーディン王やニーナ様にこの事実を伝えあなたの罪を明らかにする」

リョウジ「よーし!!来たぁ!!!」

ジェイガン「マルス様!」

マルス「ジェイガン、すまない。だけど、僕はもう我慢が出来ないんだ」

ジェイガン「分かっております。今までよくご辛抱なさいました。
       ラングよ。我がアリティアの王子に対し度重なる無礼、王子が許されたとて、わしは許さぬ。
       ラングよ、剣を取れ。このジェイガン、老いぼれたとはいえおぬしなどには負けぬぞ」

ラング「な、な…なんだと!くそっ、貴様ら…覚えていろ!!皇帝に申し上げてアリティアなどひねり潰してやる!」



まさに悪党の去り際らしいセリフを吐いて、ラングは逃げていった。



マルス「ジェイガン…驚いたな。あなたが、あそこまで言うなんて」

リョウジ「しびれましたぜ!ジェイガン様!」


超戦士のスイッチが入りっぱなしである。

まぁ 今日のところはいいか。場のノリ的に。


ジェイガン「年よりの冷や水とでも?ふふっ…王子。わしとて、まだまだリョウジら若い者には負けませんぞ。
       しかし、王子を止めるわしまでが、ラングと争うとはいささか、軽率でした」


騎士試験の時に思い切りリョウジに負けていた気がしますが。

しかし、さてさて、啖呵を切ったのはいいが、これからどうしたものか。

二人を追うとなると…


マルス「ラングの話だと、オグマはマケドニアに来ている。ウェンデル司祭がおられる村を訪ねるつもりなのだろう」

リョウジ「ウェンデル様ですか?」

マルス「ああ。魔道都市カダインの高司祭で、前の戦いでも味方になってくれた。
     弟子にサンダーぶちかましたり、反撃にエクスカリバー喰らってたりしてた偉大な司祭さ」

リョウジ「…なるほど。そういう類の方ですか」



リョウジの目が一度驚きと困惑を示し、そして理解と哀れみに変わった。

僕の前の冒険談から、色々思い浮かべたのだろう。


マルス「今はマケドニアに暮らしているそうだ。
    オグマが助けたあの子供達はウェンデル様の下で育てられていたらしい。僕達もウェンデル様に会いに行こう」

リョウジ「はっ、承知しました!」

ジェイガン「だが、ラングがどうでるか…悪い事が起きなければ良いのですが…」



起きないわけないと思うよ。



ジェイガン「それと、たった今ですが、以前マルス様を狙った暗殺者どもの動向がわかりまして…」

リョウジ「!!?何かわかったのですか!!」

ジェイガン「確かではないがそれらしき情報が入った。
       数日前、マケドニアの北の山脈へ向かった不審な者どもがいるそうだ」

マルス「北の山脈?何が狙いなんだろう」

ジェイガン「噂では…先の暗黒戦争で我々の仲間だった者達…彼らの行方を追う動きがあるとか。
       暗殺者どもは、我々のかつての仲間の命を狙っている可能性があります」

マルス「だとすれば放ってはおけない。ジェイガン、リョウジ、まずは暗殺者達を追おう。
     子供達は…まぁオグマに任せよう…」

ジェイガン「承知しました。それでは早速行軍の準備を致しましょう」

リョウジ「カタリナ…お前もいるのか…?」

マルス「…気になるかい?彼女の事…」

リョウジ「ええ…穴的な意味で」



どんな意味だ。




 


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